シーズン2反省、感想
アローラ!
今日の午前9時でポケモンサン・ムーンのレーティングバトルシーズン2が終わりました。今シーズンはポケバンクの解禁により、過去作産の個体やアローラ地方以外のポケモンが環境を変えたシーズンとなった。僕はORASの終盤から入ったのでその時はエンジョイ勢としてプレイしていたのだが、今シーズンから高レートを目指してのプレイを始めた。結果を踏まえて初のシーズン完走を振り返りたい。
今シーズンの結果
最高レート 1712
最低レート 1435
最終レート 1534
最初ということもありなかなか上に上がることが出来なかった。上の方に行くと構築段階で負けているものや出し負けした試合も多々あり、圧倒的に経験が不足していると感じた。
以下ではパーティの解説と考察を行う。
編成
今回のパーティはツボツボのサポートを受けて後続が全抜きするというもの。ハーティに近い。ねばねばネットにより接地している相手はS-1になるのでこちらはスカーフを持ちつつ行動制限がないという擬似的状況を作り出せる。飛行タイプにはねばねばネットが効かないがステロダメが1/8以上入るのでシナジーは悪くない。しかし、アタッカーを2匹しか選出出来ないので、受けルなどの複数の処理ルートを持たせられない相手と当たるとツボツボを選出せずに3体でサイクルを回すという形をとる。また、ツボツボの恩恵が少ないようなら、この場合もアタッカー3体で戦う。パーティ全体で見るとバシャーモ、ランドロスに弱く欠陥を隠しきれなかった。
個別解説
1匹目 パルシェン@気合いの襷
陽気 スキルリンク A252 D4 S252
実数値 125-147-200-*-66-134
氷柱針 ロックブラスト 氷の礫 殻を破る
カントー×アローラで用いたものと同じ個体。陽気である理由は、S+2でスカガブを抜くことの他に、キノガッサを破らずに倒すためである。大抵のキノガッサは意地なので先発で対面した場合、氷柱針で無傷の突破が可能。スカーフだった場合は裏で処理が出来るのでキノガッサ対策の駒として使った。フェアリーの増加による鋼の増加、特にメガストーン入手条件の緩和によるメガルカリオの増加は逆風だと感じた。だが、テテフのサイコフィールドにタダ乗り出来るという点では恩恵を受けている部分もある。ミミッキュはA+2氷柱針で皮込み確定1発。
2匹目 ツボツボ@ウイの実
生意気 食いしん坊 H252 A4 D252
実数値 127-31-250-*-310-9
この構築の要。後続のサポート専門。先発専用。只のHDぶっぱのように見えるが控えめテテフのフィールドサイキネが確定3発(木の実込み4発)。物理方面も陽気メガメタグロスのコメパン確定2発。持ちものはメンタルハーブかフィラ系でいきたい。メンハなら頑丈で確定1回行動が出来る。仕事が終わればバックしてクッションとしても使える。叩き落すを採用してみたが岩石封じの方が良かったと思う場面が多々あった。しかし残飯を無効化出来るので一長一短だ。挑発持ち、鋼タイプに滅法弱く、挑発持ちコケコが徐々に増えてきた事がツボツボを動かしにくくしていった。メガハッサムの剣舞読みでアンコールを選択したらアイへが飛んできて目も当てられなかった。
せっかち 不屈の心→適応力 A164 C94 S252
実数値145-151-81-147-90-156(メガ前)
145-186-97-172-90-180(メガ後)
両刀ルカリオ。中途半端な振りに見えるがバレットパンチがステロ込みでミミッキュを最低乱数切り1発。特攻に少しでも多く割きたいのでここで止めた。奮い立てるを採用しているのは微妙な火力を補うため。片方に特化して低い方の積み技を採用してもよかったが、こちらの方が無駄が少ないと感じた。ギャラドスを呼ぶので裏でのケアが必須。
4体目 ボルトロス(霊獣)@突撃チョッキ
臆病 蓄電 H4 C252S252
実数値 155-*-90-197-100-168
10万ボルト 草結び 気合い玉 めざめるパワー氷
臆病ボルトに取り敢えずチョッキを持たせただけの個体。電気の一貫を無くすために採用した。シーズン初期は草結びの枠をヘドロウェーブにしていたがラグラージ、マンムーをマークするため変更した。ツボツボの苦手な鋼の引き先になったりルカリオの地震を透かしたりと色々な活躍を見せてくれた。気合い玉はガッツで当てに行くスタイル。
5体目 ゲッコウガ@命の珠
無邪気 変幻自在 A44 C212 S252
実数値 147-121-87-150-81-191
熱湯 悪の波動 ダストシュート 影打ち
バシャーモざまあみろ枠。S-1となったバシャーモの前で熱湯を掛けて2連守るを強いたり、影打ちで膝を透かしたりとバシャーモを徹底マーク。バシャーモは影打ち2発と膝の自傷ダメージで落ちる。しかしうまくいかないこともある。熱湯なのは火傷ワンチャンを引くため。他の役割対象もチョッキで無ければ事足りているのでドロポンを使わなくても良かった。冷凍ビームを切っているのでガブリアス、ボーマンダは役割対象から外れている。
無邪気 威嚇→スカイスキン H4 C252 S252
実数値 171-155-100-162-90-167(メガ前)
171-165-150-172-99-189(メガ後)
龍星群 捨て身タックル 大文字 竜の舞
取り敢えず入れとけ的な感じ。Aは無振りだがスキン補正があるので実は最高打点。控えめHCメガバナは確1。龍星群にすることによりカプ、ミミッキュに起点にされにくい。大文字は命中が不安だが龍星とC-2大文字でH252メガハッサムを焼き払える。龍の舞はかなり腐ってしまった印象。地震に変えるべきだと感じた。
シーズンの途中でパルシェンをマンムーに変えたのだが、その途端にレートが150も落ちてしまった。マンムーの仮想敵を把握しきれてなかったのが原因と思われる。マンムーの調整は追記することにする。
この構築自体は悪くないと信じているので少し調整してシーズン3でも使っていきたいと思う。